中国地方ってなんで「中国」って言うの?
最近野菜が高いなぁ〜と思いながらスーパーで買い物をしていた時、全部100円って書いてあるコーナーがあって、「おっ!安い!」と思ったら「中国産」の文字。
全部ダメとは言いませんが、なんとなく残留農薬とか不安だなぁ、と敬遠してしまいます。日本に入ってきているんだからちゃんと調べているとは思いますが。
そして、その横に売られているみかんには「四国産」の文字。
で、その向こう側には「九州物産展」の文字が。私の頭の中は大混乱。「四国」「九州」「中国」????
思わず100円野菜のコーナーに戻って「中国産」ってもしかして「中国地方」ってこと?なんて思いを巡らす始末。
あ、やはり中国産でした。で、思いました。中国地方ってなんで「中国」って言うんだろう?
ちょっとネットで調べてみると、ヤフー知恵袋でこんな投稿をみつけました。(参考出典元/「何で中国地方は中国地方と言うのですか。」)
その質問のベスタアンサーに選ばれた回答者の話を読んで私なりにまとめますと、
10世紀ごろ、「延喜式」という法律で、全国の国を都からの距離に応じて、畿内、近国、中国、遠国に分けていたそうです。
つまり中国とは、「都から中程度離れている国」っていう意味で都から西の方だけでなく、東の方の中部地方の一部も含んでいたようです。
“中国/越中、加賀、能登、越前、甲斐、信濃、飛騨、遠江、駿河、伊豆、因幡、伯耆、出雲、備中、備後、阿波、讃岐”
さらに西の方でも、現在の島根、広島の一部や山口県を含まず、香川、徳島を含み、現在の中国地方とはずれがあるようです。
でも、どうやら、これが今の「中国地方」に「中国」とつく語源とのことです。
ということで、「中国地方」の「中国」は「中華人民共和国」の略称ではないのですね!
ちなみに中国地方って言われて、パッと何県だかあなたは言えますか?
鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県の5県です!覚えておきましょう〜
中国地方の1つ、広島県といえば、広島東洋カープが2016年25年ぶりのリーグ優勝を果たし盛り上がりましたね。
「神ってる」「カープ女子」という言葉も流行りました。
あ、野菜の話から最後はカープ女子になってしまいました、笑
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