えっ!「おあいそ」って「お会計」って意味じゃないの?いまさら聞けない!?よく間違う日本語を調べてみた。

日本語って難しいですよね?
というか、元の意味が転じてしまってもう何が何だか、わからん!ってことありますよね。
「おあいそ」って使いますよね。
「ごちそうさま、お会計してくださいね」って意味で使っていませんか?
これ、漢字にしてみると、「お愛想」。
元々明治時代京都で誕生した言葉のようです。
(参考/語源由来辞典、しらべえ)
(古くからあるわけではないのですね!時代劇などで使ってないか調べてみたい、笑)
店主がお客さんから代金をもらうときに、代金をいただくなんて「お愛想がなくて申し訳ございません」という意味を込めて使った言葉のようです。
ですから、あくまでもお店側が使う言葉なので、お客さんが「おあいそして!」と使うのは「この店には愛想尽きたから清算して」という意味になり(><)これダメですね、笑
とはいえ、お店側もそのことを知らない人が多いので、普通に「お勘定して」の意味でお互い使っていますね(^^;)
同様に、元の意味から転じて誤って使っている言葉といえば、「情けは人の為ならず」や「確信犯」ですね。
「情けは人の為ならず」は本来、「人に親切にすれば、相手のためになるだけでなく、やがてよい報いとなって自分にもどってくる」ということなのですが、誤って「親切にするのはその人のためにならない」の意味で使ってしまう人がいますね。
ついつい厳しく、「あいつのためにならないから、やめよう、情けは人の為ならず!」なんて使ってしまいますね、、、気をつけましょう。
「確信犯」、こちらがなかなか難しく、すぐどっちが正しいのかわからなくなってしまいます、汗。「確信犯」とは本来、「道徳的、宗教的または政治的信念に基づき、本人が悪いことでないと確信してなされる犯罪」という意味なので、一般的に使われている「あいつ集合時間を聞き間違って遅れちゃったって言ってるけど、あれは確信犯だよね」のような、「分かっててわざとやってる」のような使い方や、「罪と知りながら行われる犯罪」という意味で使うのは誤用ですね。つまり全く逆で、「本人が悪いことではないと確信」なのに「罪だと知ってて行ってる」となってしまっていますね(^^;)
その他気になるのが、「煮詰まる」「気が置けない」「なしくずし」「姑息」「役不足」「敷居が高い」です。
これについては次ページで↓
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