見てるだけでウフフな車「ワーゲンバス編」-その3

見てるだけでウフフな車「ワーゲンバス編」-その3です。
今回は世界中で愛される通称ワーゲンバス、タイプ2と呼ばれる車、「VOLKSWAGEN TRANSPORTER」の歴史の中から「アーリーバス」と呼ばれている1967年式までを簡単にまとめてみたいと思います。と言っても、おおよその歴史はこちらにも書きましたので重複しますが、一言に「ワーゲンバス」と言っても年式によって大きく変化があったところなどをピックアップしつつご紹介したいと思います。

1950年〜1955年バーンドア/興味のない人には全部同じに見えることでしょうが、この年式のタイプ2は屋根の前の部分のひさしが出ておらず、また、後ろのハッチとエンジンルームのドアが一体型で、ガバッと開ける点などその後の年式とは大きく異なる。タイプ2の中でも「バーンドア」と言ったら当然初期のレア物扱いで、希少価値のある存在です。(写真提供/さいころ商会(3156retro)の1953年式のバーンドアで現車は珍しいキャンパー仕様です)
この年式にはウィンカーもまだ存在していません。セマフォーと呼ばれる方向指示器のことで、側面からぽこっと出てくるものです。(写真なくてすみません。)
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1958年/この年のワーゲンバスは1yearものとして価値があると言われています。というのも1955の途中からひさし付きとなり、1957までのバスのテールランプ2つがブレーキランプではありません。センターランプが真ん中にあり、それがプレーキランプでした。追突などが多くなったことからか、1958年式からテールランプがブレーキランプになったようです。さらに1959年式からバンパーの形状が大きく変わり、ヨーロッパ式(シングルバンパー)とアメリカ式(ダブルバンパー)と変更があります。その意味で、50年代のバスの良さであるリブバンパーがあり、テールランプ2つがブレーキランプになったモデルである1958年式はその意味で希少価値が高いです。あ、と言っても1959年式ももちろん50年代のバスとしてデビューから最初の10年のワーゲンバスとして一層の価値があるとされています。(写真提供/ワンダフルデイカフェ)リアルフィルモアですね、笑

走る様子を動画で。

1959年〜1961年/こ1961年までのワーゲンバスは前のウォインカーが小さく、またテールランプも小ぶりです。ただし、1959年式からなぜかテールランプが下方についています。

1962年〜1963年/1963年まではリアウィンドウの窓が小ぶりです。またフロントのウィンカーが大きくなります。1964年からリアウインドウが大きくなり視界が良くなります。

1964年〜1967年/この年式の間はほとんど変更がなく、1967年式のバックランプくらいが大きな変化です。写真は1966年式

(写真は許可をいただいてご紹介しています)
ちょっと資料写真が少なく、稚拙な紹介になってしまいまして(><)すみません、、もうちょっと資料を集めて追記して更新してきますm(_ _)m もし僕の何年式でここが特徴!のようにご連絡いただければ、材料として使わせていただきたいですm(_ _)m とにかく、時代の流れの中で、安全性などからバンパーやブレーキランプ、ウィンカーなどが進化してきたんですね!また、細かいところでいうとドアノブなどのパーツやいろいろな部分が変更となり、少しずつ変わってきていたんですね〜

今回紹介しました1967年までがアーリーバスと呼ばれています。1968年式以降のレイトバスについてはまたの機会にご紹介します!

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