年末年始に読みたい本を独断と偏見でご紹介!-その3
年末年始に読みたい本を独断と偏見でご紹介!-その3
ufufuTVスタッフのWです。
独断と偏見で、おススメの本を紹介する、その3です!
2016年はなんだか怒涛の一年で、身も心もボロボロだよ、
お正月休みぐらいはゆっくりしたいよ、というそこのあなた!
読みやすくて、おもしろくて、ホロリとする
コミックを3つご紹介します!
1.きょうの猫村さん 1~9(継続中) 著者:ほしよりこ マガジンハウス
いまさらご紹介するまでもないかと思いますが、ここは外せません。
今見てみたところ1巻が発売されたのは2005年7月だそうです。
(webコミックとして開始されたのは、2003年からだそうです!)
私たちはもう10年も猫村さんに癒され続けているんですねぇ。
ご存じない、というかたにちょっとだけご説明を。
主人公は本物のネコである、「猫村ねこ」
お世話になった坊ちゃんに会いに行くために、
「村田家政婦」に所属し、家政婦として働き始める。
そこで、「犬神家」という大きなお屋敷で奉公することになるのだけれど、
この犬神家にすむ家族は何やら複雑な問題を抱えている様子……?!
この犬神家に関わる問題を解決すべく、
猫村さんは奔走するのだけれど
それはなにやら一筋縄ではいかないようで……
こんな感じのお話です。
猫の手も借りたい、ということわざ通り
本当に猫村さんが家政婦さんとして来てくれるなら!
猫村さん、うちに来てくれないかな~。
いっしょにコタツに入って、サスペンスドラマを見たいものです。
猫村さん、たぶんウフフスタッフWよりも、家事スキルあると思います笑
ちなみに、猫村さんはマガジンハウス社の編集部で
アルバイトをしているようで
「カーサの猫村さん」というお話もあります。
カーサの猫村さん、結構敏腕かも……。
きょうの猫村さんは猫村.jpで毎日一コマずつ更新されています。
今すぐ猫村さんに会いたい方は、こちらもどうぞ。
2. 夜回り猫 1巻 今宵もどこかで涙の匂い 著者:深谷かほる KADOKAWA
マンガ家の深谷かほるさんがTwitterで発表されていたマンガが、
多くの人を感動させ、勇気づけると話題になり書籍化されたものです。
Twitterで発表されていますので、無料で読むこともできますが、
ぜひ、コミックをお手元に置いてほしいです。
サブタイトルにあるように、「今宵もどこかで涙の匂い」この、涙の匂いを探し、
そして涙を流している者へ寄り添ってくれる。
何かに打ちひしがれている人
心に大きな穴が開いてしまった人
引き取られたばかりでふるまい方がわからないネコをめぐる物語……
さまざまな人間模様が織りなす、どうしてよいかわからない気持ちや
心の中で涙を流している人に寄り添い、勇気づけてくれるストーリーばかりです。
こちらも「夜回り猫」として、猫の遠藤平蔵が主な主人公ですが
他にも個性豊かなネコ(ときどきイヌやタヌキなども……)が登場します。
個人的には「おねえちゃま」というマツコ・デラックスのようなネコがおススメです。
(一巻にはまだ出てきていないかも……)
3. ボリス絵日記 ヒグチユウコ 祥伝社
ここまでコミック系、しかもネコで攻めてきましたので
最後もネコで締めたいと思います。
こちらも画家のヒグチユウコさんがTwitterで発表されていた
4コママンガ(ときに4コマでは収まりませんが……)をまとめたものです。
ヒグチさんの飼い猫「ボリス」が主人公。
かなりシュールな世界観ながらも
ボリスとことり(小鳥)のお話はホロリとし、心温まるストーリーです。
また、ヒグチユウコさんのご友人の方々である
羽海野チカさん・コンドウアキさん・名久井直子さん・萩岩睦美さん・石黒亜矢子さんたちと
なぜか大変盛り上がりをみせた「チーム反り腰」(←姿勢が悪くて肩がこる、というお話が、なぜか大脱線)
のエピソードも収録されています。
ヒグチユウコさんは素晴らしい絵を描かれるのですが、
こちらは、息子さんのために始めたお話が書籍化されることになったそうです。
以上、なぜかネコしばりのコミックの紹介でした!
夜回り猫と、ボリス絵日記は2016年に発売されたものです。
まだご覧になっていない方は、ぜひお休みの機会に読んでみてください~