見てるだけでウフフな車「ワーゲンバス編」-その4
何度かお伝えしている、ウフフな車、ワーゲンバス編。
今回は1968年〜1979年までの年式にあたるレイトバス編です。
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前に解説させていただいたようにワーゲンバスは1967年までの年式をアーリー(発売時期が早い)、1968年以降をレイト(発売時期がそれより遅い)と呼ばれています。さらに細分化されていまして、レイトバスのなかでも分かれていて、1968〜1971年式までをアーリーレイト、1973〜1979年式をレイトレイトと呼びます。
1972年式はなんと呼んでいいか私も知らないのですが(^^;)車体の前の方はアーリーレイト、後ろの方はレイトレイトという感じなんです。
アーリーレイト(1968〜1971年式)
※写真は1970年式のウエストファリアNONPOP。ウエストファリア社というキャンピングカーのコーチビルダーによるフォルクスワーゲン社公認のキャンパーとして発売されたもので、上ががばっとテントのように開く(ポップアウト式)ようなものが多いのですが、この車両はめずらしいノンポップです。さらに、実際このカラーはなかったようなのですが、現オーナーがこだわってその当時の年式のポルシェのオレンジにしているそうです!(^^)
レイトレイト(1973〜1979年式)
※写真は1974年式のウエストファリア。フロントの荷物入れはオーナーによるものなのでオリジナルではありませんが、こういった工作的なことを施せるのもこの車の魅力ですね(^^)ウフフ。
さてさて、アーリーレイトとレイトレイトの違い、わかりましたか?
わかりにくい写真でごめんなさい、、、(^^;)
簡単に言いますと、
1.アーリーレイトのフロントウィンカーはヘッドライトの下で、レイトレイトのフロントウィンカーはヘッドライトの上
2.バンパーの形状が違う。
3.フロントエンブレムのサイズが違う。
4.リアのテールランプが違う。アーリーレイトは1967年式と後ろからみるとほとんど一緒でアーリーバスっぽい。レイトレイトはテールランプが縦長に大型化している。
その他いろいろ違いますし、内装とかも違うのですが、これがおおまかな見分けポイントですね!
はい、わかりましたか?(^^)
それでは問題です!下記はアーリーレイト?レイトレイト?どちらでしょう?
写真でわかりにくいですが、これが1972年式なんです!
ちょうど中間なので、フロントはウィンカーがヘッドライトの下のアーリーレイトタイプ。そして、後ろがレイトレイトのように大型のテールランプなのです。
ちなみに、1972年式は後ろからみたらレイトレイトに見えるのね?と思ったあなた、半分不正解!
というのもテールランプはレイトレイトだけど、バンパーはアーリーレイトと同じなので、後ろだけで、コレ1972年式!って分かるのです!
こういった年式の変化は、フォルクスワーゲンの進化の歴史でもあります!タイプ1エンジンというビートルと同じエンジンだった初期から、レイトレイトではタイプ4エンジン、通称ポルシェエンジンと呼ばれるものへと進化しているんですね!
かな〜り、ワーゲンオタクネタになってきましたが、とりあえず、今回のお話はここまで!
またいろいろ書かせていただきます。
(写真掲載は許可をいただいております)
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